コレクション: 柳宗理 / Sori Yanagi

柳宗理は1915年、日本民藝館の創設者である柳宗悦とその妻・兼子の長男として生まれました。現在では「そうり(宗理)」と呼ばれることが一般的ですが、本名は「むねみち」です。

1942年に坂倉準三建築研究所に入所し、1945年まで勤務。その後、1950年には自身の事務所「柳工業デザイン研究会」を設立しました。

柳宗理はバタフライスツールやエレファントスツールなどの家具から、札幌オリンピックの聖火台、東名高速の防音壁まで、様々なプロダクトをデザインし、日本を代表するインダストリアルデザイナーとして国内外で高く評価されています。

ちなみに、海外では「宗理(そうり)」の発音が英語の「Sorry(ソーリー)」に似ているため、「アイムソーリー(I'm Sorry)」と冗談交じりに挨拶されていたこともあったそうです。